事業計画

2023年度事業計画 (自 2023年4月1日~至 2024年3月31日)

概 要

従来の年間事業については、会員の協力のもと確実に実施していくことになる。
一昨年度から、定款の目的及び事業にある「作詩の普及活動」としての「通信作詩講座(演歌・歌謡曲・ポップス)」を実施しているが、今年度も同様に、5月と10月に継続して実施していくこととする。
あわせて、一昨年度から実施している公益的な文化事業「作詩塾」は、「作詩塾・東京【作詩講座2023】」として、新型コロナウイルスの影響を考慮して、規模、実施方法等を工夫して東京で実施予定とする。
来年度は役員選挙の年となるので、今年度内に「選挙管理委員会」を設置し、選挙の準備を行う。
一方、著作権に関する諸問題等については、他の関連団体と連携・協力しながら引き続き取り組んでいく。
また、昨年度より協会公式Twitterを開始したが、広報等の情報発信について、更にSNSを使った情報発信等IT化を進めていく。

2023年度は、これらの事柄を重視し、会員と共に役員・事務局が一体となって当協会の更なる発展に力を尽くしていきたい。

(1) 年間事業

会員の協力のもと、昨年度に引き続き次の事業を実施する。

1. 第56回日本作詩大賞及び新人賞   (石原信一作詩大賞委員長)
本事業の主な目的は「作詩活動の奨励及び顕彰」で、当協会の総力を結集して行う最大の事業であり、音楽業界をとりまく厳しい環境の中で、音楽文化の発展に多大な貢献を果たしている。
今年度の第56回日本作詩大賞は、12月上旬BSテレ東より放映予定である。
大賞は、各レコード会社からエントリーされた作品の中から、大賞1編・審査員特別賞1編が選ばれる。
新人作詩家の登竜門として音楽業界からも注目を集めている新人賞の主な目的は「作詩活動の奨励及び顕彰」並びに「作詩の普及」で、一般の方も参加できる。全国から応募された作品の中から、最優秀新人賞・優秀新人賞・佳作の作品が番組の中で発表される。
入賞した全ての作品を掲載した入選作品集を刊行し、各レコード会社、作曲家、 プロダクション等に配付し、また、有料で頒布している。
最優秀・優秀新人賞作品はCD化され全国発売される。
  • 5月1日~6月30日 新人賞の作品募集
  • 12月上旬 BSテレ東より放送される
2. 「通信作詩講座」(演歌・歌謡曲・ポップス)   (髙畠じゅん子作詩講座委員長)
本事業の主な目的は「作詩の普及」で、遠く離れていても、また、さまざまな事情で当協会の催し物に参加が難しい人も作詩の勉強ができるよう年2回実施し、一般の方も参加できる事業である。
3. 「第3回作詩塾・東京 【作詩講座2023】」  (髙畠じゅん子作詩講座委員長)

本事業の主な目的は「作詩の普及」で、公益的文化事業として行っている。
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を判断しながら、8月に東京で実施予定とする。
一般の方も参加できる事業で、JASRACの助成対象とする。

4. 2023年版 年刊詩謡集「きょうの詩 あしたの詩」   (たきのえいじ詩謡集委員長)

本事業の主な目的は「作詩の普及」で、作詩家協会の会員が新人からベテランまで、この一冊のために一編だけの新作を持ちよって作りあげる作品集である。
これだけの作品集を出し続けている団体は、作詩家協会だけで会員の喜びと誇りが詰まっている。
また、各年の詩謡集は、表紙、序文と目次をデータベース化し、当協会のホームページに掲載している。今年度で54冊目。有料で頒布している。

5. 広 報   (久仁京介広報委員長)
(会 報)
会報は、定期的に発行している当協会唯一の機関紙である。
実務報告を加え、執行部と会員、または会員相互の交流を図ると同時に、関係各団体とコミュニケーションの円滑化をはかるものである。
  • 年4回発行 4月,7月,10月,12月発行(No223~226) 発行部数 1000部
(協会ホームページ)
会員サービスの一層の充実を図ると共に情報開示が求められており、当協会もオフィシャルホームページで一般にも情報発信をしている。
今年度も内容の充実を図っていきたい。
6. 会員研修   (万城たかし研修委員長)
コロナウイルス感染拡大前まで行っていた研修旅行会は、安全と健康を考えた結果実施ができないでいる。このため、これに代わる研修を検討中である。
7. 情報発信等のIT化の推進   (松井五郎マルチメディア委員長)
広報や協会の情報をより広く多くに合理的に発信することについて、SNSを使った情報発信等の推進を行う。

(2) 日本作詩家協会・日本作曲家協会 共同企画事業
   作詩・作曲コンテスト「ソングコンテストグランプリ・2023」(石原信一ソングコンテスト委員長)

日本作曲家協会のソングコンテストとの共同企画とし、お互いの会員の交流と新たな才能の共同発掘を目的としたものである。今回の歌手は中村美律子さんです。

  • 2023年1月16日~3月17日  作詩募集(窓口は日本作曲家協会)
  •     4月20日~6月20日  作曲募集

(3) 協賛事業

関連団体からの依頼により、当協会の目的に添った事業を行う協賛事業である。

主な関連団体への協賛
従来からの関連団体への協賛を行ってきたが、本年度も同様とする。
  • JASRAC賞の贈呈式(日本音楽著作権協会) 5月中旬
  • JASRAC主催の各文化事業(日本音楽著作権協会)
  • 日本作曲家協会音楽祭(日本作曲家協会) 10月初旬

(4) その他実施事項

1. 理事会

理事会は、原則として月1回開催される。
協会の業務執行に関する事項について決定し、事業計画及び収支予算、事業報告及び決算等々の諸問題を検討、総会に付議する。

2. 社員総会

6月の定時社員総会として開催される。
社員総会は、事業報告及び決算、事業計画及び収支予算等々の諸問題を審議する。
2年に一度の役員選挙の年は、理事及び監事を選任する。

3. 委員会

各委員会は、理事会で決定した事項によりその実務を遂行している。

作詩大賞委員会(新人賞選考委員会含)、作詩講座委員会、詩謡集委員会、広報委員会、マルチメディア委員会、研修委員会、ソングコンテスト委員会、財務委員会

4. 全国地区会

各全国地区会の自主的活動を第一としており、地方の会員が自主的に勉強会や懇親会を各地区で開き、その場所に会員の要望で役員が出張して親睦を深める等、各地区の充実と発展を主たる活動方針に揚げている。
全国地区会は、北海道、東北、北関東(茨城・栃木・群馬)、埼玉、千葉、東東京(世田谷・杉並・練馬区を除く区部)、西東京(世田谷・杉並・練馬区・市部)、神奈川、北陸甲信越、東海、近畿、大阪、中国、四国、九州・沖縄の15地区会。

2023年度 収支予算(PDF:233KB) PDF

以上

このページの先頭へ